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虹のプレリュード(10月2日)を観てきました! 後篇

 

虹プレのレポ、これが後篇です。劇のあらすじは前篇のほうに書きました。後篇では、僕の感想と、乃木坂ファンならではの注目ポイントについて書きます。

 

 ●感想

プロの演劇として、大いに満足できる質でした。とくに二幕はスリリングな展開で、それほど観劇する機会のない僕でも十分に楽しめました。そしていくちゃんの演奏は、迫力があって本当によかったです。2時間を超える舞台に主演しながら、ピアノ演奏の緊張にも耐えるいくちゃんは本当にすごい。

プレビュー公演とその後の夜公演も観たのですが、内容や演出は変わっていなかったと思います。夜公演では前方の席にいたいくちゃんファンが盛り上げて、スタンディングオベーションが起こりました。夜のほうでは多少ミスがあったような気もして、「プレビュー公演のほうが出来はよかったかな?」と僕は感じたのですが、まあ、場が盛り上がったのでよかったです。

 

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 『虹のプレリュード』公式ツイッターより。  稽古中のいくちゃん

 

●乃木坂ファンとしての注目点

・いくちゃんと俳優さんが密着するシーンは、結構みんな衝撃だったようです。終演後、横に座っていた女性は「乃木坂なのに、いいの!?って感じで、ドキッとしましたね」と言ってましたし、近くの学生は「ぶっとばそうかと思った」と冗談めかした風に話していました。とくに最後の2人の銃殺シーンでは、先に倒れた俳優さんの上にいくちゃんが覆いかぶさるように死ぬのですが、「おぉ、キスしちゃうのか!」と思ってドキドキして観ていたのですが、さすがにそれはなかったです。未成年+アイドルということでの配慮ですかね。

 

・あとは脚本の内容を少し深読みすると面白いなと感じました。ミュージカルの冒頭と最後に、いくちゃんがピアノの発表会に臨む現代の女の子として登場するのですが、彼女は「エントリーナンバー45番」と呼ばれていました。あえて46を外したのは、「ふだんの乃木坂のいくちゃんではなくて、今日は女優・生田絵梨花として見てくださいね」というファンへのメッセージのような気がしました。

 

・あと、ヨーゼフの台詞のなかに「きみは抜群にピアニストの才能があるし、役者の才能もある。それに、すっごくチャーミングだ」とルイズを称えるものがありました。「これは僕たちファンのいくちゃんへの思いそのものだな」と感じて、少し面白かったです。握手会でいくちゃんにこのセリフを言ったら、ウケてくれるかもしれませんね。