乃木坂46を愛する1ファンのブログです。 書いて楽しい、読んでも楽しい。そんなブログをめざしています。

乃木坂46紅白落選について、どこよりもしつこく考えてみた。<後篇>

 

 

前篇では終わったことについて、だいぶクヨクヨと考えてしまいましたが、ここからは未来志向で。今回の落選を経て、どのような乃木坂になるべきかを考えます。

ちょっと長いですが、付き合っていただけると幸いです ^^

 

 

 ◆問題はスキャンダルとその対応

 

 

売上やNHKへの貢献が十分だとすれば、やはりスキャンダルが尾を引いたと考えざるをえません。

3人のメンバーをどうしてすぐに処分しなかったのでしょうか。厳罰にするだけで、浮いた話がなくなるとは思いませんが、何のお咎めもなければ収拾がつきません。

僕はどのメンバーも大好きです。運営としても、ここまでプロモーションをかけてきたメンバーを簡単には切りにくいのかもしれません。

しかし世間から、乃木坂=不倫、未成年飲酒といったイメージを払拭できないかぎり、グループとしての躍進が難しいのは間違いないでしょう。

 

 

◆愛のある運営を望む

 

今回の落選を受けて、何を頑張ればいいのか、途方に暮れているメンバーもいるようです。たしかにアイドルという仕事は、なかなか酷なものです。どうなったら成功したといえるのか、どう頑張れば向上できるのか、すべてが不透明だからです。

 

 「みんな今年の目標は?」

桜井「私、頑張る年にするってブログでも書いたのに、言うと笑われる。」

松村「えっ、去年がんばらへんかったん?」

桜井「もっと頑張れたような気がするなって。」

松村「分かる、だってウチらさ、自分らのスケジュールとかも分からへんやん。二か月後何やってるかも分からへんし、だから(目標を)決めにくいやんな。」

2014年2月2日放送の「乃木どこ」での会話

 

ましてや女性アイドルは、男性アイドルと異なり、第一線で活動できる年齢が限られているのが現状です。女優なりモデルなりタレントなり、何かしらの職業に転身しなくてはなりません。

 

ひとりのファンの立場からすれば、これまでどおりの彼女たちの姿が見られるなら、人気が上がらなくても満足です。乃木坂にスキャンダルがあっても、基本的にはどうでもいいです。しかし若い大切な時期の女の子たちを預かっておきながら、「若いうちしか通用しない女性アイドルという仕組みでできるだけ稼ぐだけで、ろくに卒業後のことも考えてやらず、ある程度の時期が来たら解散して後のことは知らない」というのでは無責任すぎると思います。

 

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みんな伸び盛り。きちんとサポートしてあげてほしい。

 

中高生のうちから親元を離れて頑張るメンバー、大学入学を諦めたメンバー、大学を中退したメンバー。乃木坂にはさまざまなメンバーがいます。彼女たちはそれぞれにいろんなものを捨てて、乃木坂の活動に臨んでいるはずです。中途半端な姿勢で処分を保留し、グループのイメージを悪化させ、彼女たち全員の可能性を狭めてしまうのは、大人としてあまりに無責任であると感じます。乃木坂46には、女優やモデル、それぞれの目標に向かって育っていく彼女たちをサポートする組織であってほしいと思います。そのためには、グループのブランドイメージを向上させることは必要不可欠です。

運営の方には、スキャンダルへの対応を真剣に考えてもらいたいです。「エビ中」や「さくら学院」など学校をコンセプトにしたグループも多いのが象徴的ですが、若いうちからメンバーを預かる以上、アイドルは一種の教育機関です。不倫や未成年飲酒は、社会通念や法律に反する行動であり、ただの恋愛とは大きく異なります。そのあたりを徹底して教育しないといけません。そのうえで、お咎めなしは今回だけなのか、次からはどのような制裁が課されるのか。内々でもいいので、方針をメンバーに示すべきです。

 

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たぶん生駒さんと松井さんは、紅白に出場します。みんなの分も頑張れ!

 

メンバーのみなさんには、元気を出してもらいたいです。メンバーの間に笑顔があるなら、僕たちは紅白出場がなくなったことなど、別にどうでもいいのです。今後のさまざまな仕事の先に、幸せな未来が待っていることを、すべてのファンが祈っています。

毎日、本当にお疲れさま。

これから年末にかけて立つ舞台が変わったとしても、ファンは変わらずあなた方の活躍を楽しみに待っています。